平成13年度:大江町立本郷西小学校
第3,4学年・学級通信は く し ゅ
bP53 2002.3.13
伝えたいこと・その5 健康第一!
◇先先週から、なかなか16人全員がそろいません。ひそかに、ちょっとした悪さをするウイルスにねらわれているようです。
とにかく、健康第一です。具合が悪いときは、しっかりと休むことです。早めに休んで、適度な栄養をとって、睡眠もとって、しっかりと治すことです。
◇かつて、「皆勤賞」をめぐって、同僚の教員と、真剣に論争をしたときがありました。
その方は、毎学期、皆勤賞を作って子供たちにあげていました。一日だけ休んだ子にも、「おしいで賞」とかという賞状をあげていました。学期末、「忙しい、忙しい」と言いながら、そんな賞状を作っていたのです。
「そんなのあげてると、無理して学校に来るような子にならない?」
「無理しても来る、それが大切なの。」
「無理して来たくても、どうしても登校できない場合だってあるじゃない。」
「それは、運だから、仕方がないの!」
・・・もう、話になりませんでした。間違った健康教育をしているとしか思えませんでした。
◇具合が悪いときは、休んでいいんです。体が、脳が、「休め!」と指令を出しているのですから。
元気な体で、エネルギーを発散しましょう。それが、健康第一!ということです。
伝えたいこと・その6 音読第一!
◇かつてのアメリカ大統領、アブラハム・リンカーンの残した言葉です。
“音読すれば、2倍暗記できる”
◇脳に到達する刺激の約80%は目から、約15%は耳からもたらされます。声を出して読むことにより、目(視覚)と耳(聴覚)が連動して働き、刺激が増幅されますので、リンカーンが取った方法は正解で、よく暗記できたのだそうです。
◇『声に出して読みたい日本語』という本が売れています。私も買いました。こんなメッセージがあるようです。
・・・・・私達日本人は、日本文をもっと味わうべきだと思います。よい文章、快い文章、平安をもたらす文章、喜びを感じる文章、人生に役立つ文章、愛を感じる文章、感動する文章などがあれば、声を出してそれを読んでみましょう。黙読しただけとは違う心のときめきを感じるかも知れません。
校長先生が百人一首の暗唱をすすめているのも、同じメッセージがあるのかもしれません。
◇声に出しながらの学習を進めてきました。
漢字を覚える時の画数を言いながらの指書き、算数でも、順序を言いながらの計算などでも取り入れてきました。
たくさんの刺激を脳に送るためにも、声に出して、音読しながらの学習を進めてみましょう。